みなさんこんにちは。経営コンサルタントの姫田です。

経済産業省の大型補助金、「ものづくり補助金」、小規模事業者向けの「小規模事業者持続化補助金」、「IT補助金」など、4月以降補助金が目白押しですね。以前からご紹介したかった訪日外国人向けの補助金情報をブログにてお知らせします。

http://www.mlit.go.jp/kankocho/news06_000354.html

訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業費補助金(宿泊施設バリアフリー化促進事業)は、訪日外国人の皆様が安心して宿泊できる宿泊施設を増やすため、観光庁が緊急対策として発表したものです。共用部分のトイレバリアフリー化、エレベーター設置工事などに上限500万(補助率1/2)、客室などの一部バリアフリー化など改修工事に100万円(定額)の補助金が支給されます。全員が活用できるわけではなく、申請書類が必要となります。

【補助金申請に必要なもの】

・1年間の宿泊者数と、訪日外国人の宿泊者数(正確なデータがない場合はおおよその数字)

・旅館業法に基づく営業許可証の写し

・建築基準法に基づく建物の延べ床面積など

・バリアフリー化に必要な金額と概算の見積もり(採択後に再取得する必要あり)

・現在のバリアフリー化の状況など

すでに当事務所でも、千葉県内で数件ご支援させていただきました。申請書は経済産業省の補助金と比較すると簡易ですが、必ず採択されるものでもありません。また他の補助金と同様に、国からの支給は後日となるため、補助事業で必要な経費を立て替え清算(後払い)になりますのでご注意ください。

メールとスカイプ等のやりとりで、千葉県内だけでなく、宿泊施設の多い長野県、山梨県、関西方面など全国対応が可能な補助金となっています。気軽にご相談いただければと思います。締め切りは5月9日なので、ご相談は4月中にお願いいたします。

国の補助金を活用した経営者の方がよく言うことは、

「申請作業(申請書の作成)だけでなく、採択後も様々な国とのやりとりがあり面倒。もう補助金活用はしたくない!」

というもの。国の税金を使うのですから、申請書の完成度はもちろんのこと、使用使途、採択後の実施状況の確認など細かくチェックされるのは仕方がないことですね。当事務所では忙しい経営者の皆様のために、採択後のアドバイスや報告書の作成支援など、補助金が振り込まれるまでしっかりフォローします。2020年に向けた緊急対策補助金、来年はやらない可能性もあります。補助金は何度でもチャンスがあると思ったら大間違いですね。ぜひチャレンジしてみてください!